株式会社アーヌエヌエ

お知らせ

  • ホーム  >  
  • お知らせ  >  
  • YELL~あなたへの応援歌~2023Track♪4 『すぎさくしゃちょーの日々是雑感 ~メンタルトレーナー杉山、心を整えるの巻~』

YELL~あなたへの応援歌~2023Track♪4 『すぎさくしゃちょーの日々是雑感 ~メンタルトレーナー杉山、心を整えるの巻~』

YELL~あなたへの応援歌~2023Track♪4 『すぎさくしゃちょーの日々是雑感 ~メンタルトレーナー杉山、心を整えるの巻~』

東京は桜が満開になりました…でも連日の雨でどこか引き籠り気味。

桜を愛でる気持ちになるポカポカ陽気をもう少し待つことにして今日はデスクワークの日曜日。ってことで月末の定例業務、月いちコラムを認めます。

 

コロナも5類に変更になるということで、本格的に経済も動き始めていますね。

電車は混んでるし、週末の夜の街も賑やかになり、これが四月になればもっと人流は盛んになるでしょうね。あの新卒さんの奏でる爽やかさ、初々しいスーツ姿が待ち遠しい。

そんな私もコロナが落ち着いたことで、最近はマイクを持つ仕事も復活傾向。

保険募集人の皆さんや中小企業経営者、従業員の皆さん向けて研修講師として出歩いています。これは弊社にとっても大変喜ばしく嬉しい限りの感謝ですm(__)m

 

が、最近あまり経験していなかった『痛恨のミス』を仕出かしてしまいました。

つい先日とある企業団体でメンタルトレーニングを行う機会がありました。

お陰様で講師冥利に尽きる満員御礼、話し手もいつになく力が入ります。

幾度となく登壇機会も経験し、何度もお伝えしてきたテーマでしたが、アンケートで不満票をいくつか頂いでしまいました。

「全く腹落ちしなかった」「自分のことを話し過ぎ」「もう少しテーマを絞ってやってみては」

 

メンタルトレーニングとは感情との向き合い方に始まり、自信の作り方に至るまで、安定したパフォーマンスを輩出するための言わば『心の整え方』を学んでいただくこと。

『コントロールできないものに目を向けないこと、つまり他人の感情思考行動評価、そして自分の感情結果、これに意識が向くことで欲とプレッシャーが働いて本来の自分の持つ能力を出し切れずパフォーマンスが安定しない』そんなことをレクチャーしている私がトレーナーとして今回浴びせられた評価。

アンケートをお預かりする際には「講師の私が自ら皆さんの評価を気にしていてはトレーナー失格、だから満票などあり得ないので遠慮なくお答えください」のこの顛末。

承認欲求が元来高いと思われる私、放っておけば落ち込むシチエーション。

でも、やっぱりメンタルトレーニング受けていてよかったと改めて思う経験。

『一旦自分の感情を受け入れて整理して考えて行動に移すこと』

そんな私の今回の感情の変化は、①だって例題を挙げないとどうワークして良いかわからないでしょうに、だから自分の事例を入れたんだよ②2時間しか時間がない、たくさん持って帰っていただきたいと思って作ったんだよ③そんなに早く腹落ちしないからこそメンタルは奥が深いんだよ、ってそんな感情を一旦受け入れての気持ちの整理は①ちょっと自分の話多すぎてしつこかったかな③欲張りすぎたな、もう少し焦点絞ってもいいかも③受講する人たちはスッキリしたいと思って来てるのに役割果たしてないなって言う思考になりました。

 

もちろん高評価を頂いた方々のが多い中でこのような少数意見。

でもその少数意見に大きなヒントや改善点があるんですよね、自分の奢りや準備不足を露呈した結果だと、怒りや寂しさよりもお詫びの気持ちのが強くなりました。

参加いただいて満足いただけなかった方に、読まれていられないとは思いますが、この場で謝罪をさせていただきます。「申し訳ございませんでした」

 

で、これからの私の取るべき行動は【コンテンツの見直し】です。

ワークに入る前の自分の事例は必要最小限に抑える、テーマに応じて焦点を絞って欲張らずに選択と集中をする、参加者に寄り添った内容に焼き直す。

よいヒントを頂きました、数日を経てお詫びよりも感謝の気持ちの方が大きくなりました。

ブラッシュアップして次回の登壇機会にはこの問題点を解消したいと思います。

で、また酷評頂いたら反省して直せばいいんです(苦笑)

 

WBCが終わりましたね。

多くの日本人に感動を与えてくれた侍ジャパンに敬意をもってありがとうと言いたいです。

ベンチを温める機会の多かった山川穂高選手、西武ライオンズの四番であり昨シーズン2冠王だった彼がこう話しています「(代打で山川が)出るということは、負けているということですからね。出ないで勝った方が、ちゃんといいゲーム。僕、出ない方が絶対良いっすよ(笑)。ホント、そうなんですよ。5点差くらい開いていたら絶対出ないし、負けているから代打がある。負けてない方が本来いいので」

本当は出場したいに決まっている、キラキラと輝くチームのメンバーを見て悔しく寂しく思わないはずがない、でも彼は終始笑顔でベンチを盛り上げていた。

きっとメンタルのトレーニングしてるな、っと思ったらテレビ番組のコメンテーターに山川選手のメンタルトレーナーが出ていました。「私は技術を教える立場ではない」「気持ちよく笑顔でグラウンドに立てるサポートが仕事」おっしゃる通り、安定したパフォーマンスができるように話を聴き、スッキリしてもらうこと、自らが気づき考えることで成長がある、改めてトレーナーの仕事の意味合いが理解できました。

私がメンタルトレーナーを取得した理由、それは中小企業経営者や税理士先生、保険募集人の『心の社外取締役』になること。

勇気と元気を送りその気にさせるパーソナルコーチと標榜する以上、これからもこのような貴重な学びを糧に諦めず挫けずブレずに自身の役割を果たすべく精進しmuscle。

~つづく~