YELL~あなたへの応援歌~2025Track♪7 『なぜあなたは売れないのか!?Chapter⑨ ~人を見て法を説けって言うけれど~』
お仕事で久しぶりに出会った理屈っぽい方、今日はそこを取り上げたい(笑)
60年近く生きているので大概いろんな方に会ってはいるものの、このお方は理屈っぽい枠だけで収まらないと逆に興味関心が湧いてしまいました(苦笑)
何事にもクリティカル、何事にも同意してくれない、自分の主義主張を正義として打ち出す。だから打ち合わせもまとまらず、一体どれぐらいこれから時間を要すの??
自分に言い聞かせる、『焦るな、じっくり、相手の意見によく耳を傾けて』『仮に相違点があったとしても決して上から否定しないこと』『理屈で考える方だから理屈が合わなければ絶対平行線』うーん、久しぶりのこの感触に、ずいぶん甘えて仕事してきたなと反省(爆)
ちなみに私はかの有名なDiSCのインストラクターを拝命しておりますので、もちろんこの特性をお持ちの方とのコミュニケーションの方法については勉強しているつもりですが、実践はなかなか難しい…情緒的要素の高いこの私にとっては難攻不落なタイプ、意識してコミュニケーションを取らないと地雷を踏んでしまうこともあり得る。しかしちょっと突き抜けてるな、ちゃんと仕事がスタート切れるだろうか、俺でいいのかって不安が過る。
せっかくの機会、理屈っぽいスタイルをお持ちの方を改めてインサイトしてみようと思います。モノの本によると、理屈っぽいとは、「正論を並べて物事を判断しようとすること」を指すらしく、理屈っぽい人とは理にかなった正しい言い分をもとに、自分の考えを展開していく人のことを指すそうです。
そして、理屈っぽい人のコミュニケーションスタイルは、相手や他人の気持ちをあまり考えられない、共感や親しみを感じ難いのだそうな。
相手や他人の感情に寄り添うことよりも、話の内容や情報に自分自身に納得がいくか否か、それがコミュニケーションにおける価値基準。
そうなるとこんな疑問点が湧く、例えばセールスパーソンだったとしたらどうなの??
相手や他人の気持ちをあまり考えられない人で売れるセールスいるの!!??
もしいるのだったら完全にその方は立派な演者じゃない!?
営業力って共感力が大切じゃないの!?お客様に親近感持っていただくように慮るのがセールスじゃないの!?
いちいち細かい、裏を返せば細かいところに目が向くって素晴らしい。きっと事務的な不備疎漏なんて無縁でお客様を煩わせないパーフェクトな事務能力かも。
頑固で人の話を聞かない、裏を返せば裏打ちされた高い知見があってこその頑固さなのかもしれない。それは自分に自信があれば自分が全てってなるよね!?
プライドがとても高い、裏を返さなくともプライドは大切、自分の信じて貫いて出してきた成果こそプライドそのもの。孤高のセールスかぁ、格好いいな。(自分には無理だけど)
自分が常に正しいと思っている、裏を返せば自分が辞書であると格好たる自信があって、それで歩んできた人生を自分で否定するであろうはずがない。
正論ばかり言う、裏を返さなくても正論は正しいから正論であってお見事以外ない。
グーの音も出ないってってやつか、そういう時は涅槃のごとく心静かに成りを潜める(苦笑)
良い悪いは別としてこういうタイプの方は必ずチームには必要なわけで、みんな同じ属性だと逆に全く機能しない、いろんなタイプの方がいて組織は成り立つ。
うーん、俺、組織人じゃないけど、でも引き受けた以上しっかり完遂せねばなのです。
きっと正反対の人は裏を返してなんて言わないだろうな、むしろ批判や否定されているように感じるに違いない。それ裏なんですか?って突っ込まれるのが関の山な気がする(汗)
みなさんはコミュニケーションに障害を感じているケースがあったりしませんか!?
なんでわかってもらえないんだろう…イヤイヤ相手も同じように考えているはず。
話し合いをしないからってよく言うけど、それは一方的な都合であってそれを好まない人もいるっていう価値観への理解も大切。
困ったことがあったら何でも言ってねって困っていても言わない人がいることを忘れないでね。むしろ困っていても人に頼らず自分で解決しようとする人は多少時間がかかるかもだけど何も言わずに待っていてあげてください。そう、例え急いでいようともです。
どうしても一言言いたい、言わずにはいられないとき、6秒我慢してください。
いつも思って口にするその言葉、ひょっとしたら暴力的になっていたりしませんか。
衝動的だなって癖を理解できているのならば、そのラインの返ししない方がいいかも。
たとえ言われっぱなしだなって思っても一旦躊躇して考えてこれってそのままの怒りを言葉にして返したら相手も気分悪くなるどころか自分も実は心が痛むかもってありませんか。
ハッキリ言ってよって思っていてもハッキリ言えない人もいる、そして言わない人もいる。
何でって聞いて教えてくれる人もいるけど、言葉を濁す人もいる、その言葉を濁す人の心理を考えた時ってハッキリ言えない何かをあなたに覚えているのかもしれないから聞かないない方が幸せって思うこともある、ホント人間って十人十色で千差万別だわって自分で書いてて改めてそう感じたらどこか気持ちが落ち着いてきた、改めて向き合う決心がついた。
だって〆切が近いんだ、どうしても話を打ち合わせてまとめていかないといけないんだ。
アラ還の男に試練が待ち受けている、でもこれを乗り越えればまた新しい自分が生まれる。
おー、どうも塞ぎ立ちだった気分だった私がポジティブシンカーに戻ってきたわ。
さ、この言葉で今回は締めよう。
『違いは違いであって、間違いではない』
~つづく~