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YELL ~あなたへの応援歌~2026 Track♪11 『正解のない時代を生き抜く12の力③質問力 ~問いが変われば、見える景色が変わる~』

YELL ~あなたへの応援歌~2026 Track♪11 『正解のない時代を生き抜く12の力③質問力 ~問いが変われば、見える景色が変わる~』

「何か質問はありますか?」
研修や会議の最後に、必ずと言っていいほど出てくる言葉です。
そして……シーン(笑)。
ありません!?こういうこと。

 

実は私、最近ちょっと思うんです。
質問が出ないのは、聞いている側のせいじゃなくて、「何か質問はありますか?」という問いそのものが、答えにくいんじゃないかって。

だって「何か」って、広すぎませんか?


何を聞けばいいのか、どこから聞けばいいのか、そこから考えないといけない。
それなら黙っていたほうがラクですよね(笑)。

 

では、こう聞いたらどうでしょう。
「今日の話で、明日いちばん使えそうなのはどこでしたか?」
不思議と、ポツポツ声が出てくるんです。

 

同じ「質問ありますか」でも、問いの形を少し変えるだけで、相手の口が開く。
質問って、それくらい力を持っているんですよね。

そこで今回は、正解のない時代を生き抜く三つ目の力、「質問力」について考えてみたいと思います。
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問いは、懐中電灯みたいなもの
暗い部屋で懐中電灯をつけると、照らしたところしか見えません。
問いもそれと同じで、どこに光を当てるかで、見えるものが決まってしまう。

 

「どうすれば売れるんだろう?」と照らせば、売り方が見えてくる。
「お客様は何に困っているんだろう?」と照らせば、お客様が見えてくる。
「うちが選ばれない理由は何だろう?」と照らせば、自分たちの姿が見えてくる。

 

悩んでいるときって、答えが見つからないんじゃなくて、ずっと同じ場所を照らし続けているだけ、ということが結構あるんじゃないでしょうか。
そんなときは、答えを探す前に、ライトの向きを変えてみる。
それだけで、「あれ、こんなところにあったんだ」となることがあります。
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教えるより、聞くほうが人は動く
部下や後輩に何かを伝えるとき、答えを教えるのが一番早いですよね。
でも、人は不思議なもので、言われたことより、自分で見つけたことのほうが動けるんです。

 

「こうしなさい」と言われたことは、どこか「やらされ仕事」になる。
「どうしたらいいと思う?」と聞かれて、自分で出した答えは「自分の仕事」になる。

 

もちろん、聞くのは時間がかかります。正直、我慢も要ります(笑)。
でも、ここが人を育てる分かれ目なんじゃないかなと思うんです。

 

ひとつだけ気をつけたいのが「なぜ?」の使い方。
「なんでできなかったの?」と人に向けると、相手は責められていると感じます。
でも、「何が起きていたの?」「どこで引っかかった?」と出来事に向けると、一緒に原因を探す問いになる。


「なぜ」は人ではなく、出来事や仕組みに向ける。
これだけで、会話の空気はずいぶん変わります。
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聞いたら、待つ
質問力で意外と見落とされがちなのが、「待つ力」です。

質問したあとの沈黙って、ちょっと怖いですよね。
だからつい、「例えば、こういうことなんだけど……」と自分で答えを足してしまう…ありません!?私はあります(笑)。

 

でも、その沈黙は、相手が一生懸命考えている時間なんです。
そこで答えを足してしまうと、せっかくの考える時間を奪ってしまう。

 

聞いたら、5秒待ってみる。
たった5秒ですが、そのあとに出てくる言葉は、きっと相手の本音に近いはずです。
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一番たくさん質問している相手は、自分
質問というと、相手に聞くものと思いがちですが、実は私たちが一日で一番たくさん質問している相手は、自分自身です。

 

うまくいかなかった日、「なんで私はダメなんだろう?」と自分に聞く。
すると、ダメな理由を律儀に探してきてしまう(笑)。


でも、「次にひとつ変えるなら何だろう?」と聞けば、次の一手を探し始める。

人って、問いを投げると、その答えを探し始めるものですよね。
だったら、自分を責める問いより、自分を前に進める問いを投げてあげたいですよね。
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AIの時代だからこそ
今はAIに聞けば、どんな質問にもすぐ答えが返ってきます。
答えを手に入れることは、どんどん簡単になっていく。

でも、「自分は本当は何を知りたいのか」「何に困っているのか」は、自分の中にしかありません。


同じAIを使っても、問いが浅ければ浅い答えが、問いが深ければ深い答えが返ってくる。
人との会話も、まったく同じだと思います。

答えがあふれる時代ほど、問いを持っている人が強い。
そんな時代になってきたんじゃないでしょうか。
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問いが変われば、見える景色が変わる
質問力って、上手な聞き方を覚えることじゃない。
自分が見えていないものに気づくために、問いを変えられる力なんじゃないかなと思います。

 

答えが見つからないときは、答えがないんじゃなくて、まだライトを当てていない場所があるだけなのかもしれません。
「本当にそうかな?」「相手はどう見ているんだろう?」
そうやってライトの向きを変えられるうちは、人はまだまだ成長できる。

 

さて、皆さんは今日、誰にどんな問いを投げかけますか?
そして、今日の帰り道、自分自身にどんな問いを投げてみますか?

問いが変われば、見える景色が変わる。
今日は、いつもと少し違う問いを持って過ごしてみませんか?
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次回は、正解のない時代を生き抜く四つ目の力、「傾聴力 ~聴くことが信頼を育てる~」について考えてみたいと思います。
聞いたら、次は「聴く」。質問力とは切っても切れない力です。
それではまた次回。
皆さんにYELLが届きますように♪

~つづく~