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若者達への雑感~独立リーグBCリーグのセカンドキャリアセミナー体験記~

YELL~あなたへの応援歌2019 track10(今日は小休止の特別編)~

今回は営業マンのセルフブランディング講座をちょっとお休みして、BCリーグのセカンドキャリアに始まり、最近数多く出会う若い方々への想い、おっさんの雑感を語ります。

セールスコンサルタントとして毎日のように飛び回る私、9月はちょっと違いました。
私を支えてくれている皆さん、ごめんなさいm(__)m 必ず10月は挽回します!
と冒頭お詫びをしておっさんの語りを始めます。

弊社は今年からプロ野球独立リーグのルートインBCリーグのセカンドキャリアスポンサーになりました。(※挿絵の中の弊社ロゴ探してみてください、注目は選手の脇の下)
その任務のために先々週の三連休から怒涛の出張はなんと9連続。
滋賀~福井~富山~茨城~福島~埼玉(熊谷だから出張?笑)~新潟~群馬~石川…。
風邪気味でスタートしたおっさん、全く良くなることもなくまだ引きずってます(涙)

若者達への雑感~独立リーグBCリーグのセカンドキャリアセミナー体験記~

可愛かったなぁ♡楽しかったなぁ♡ 若い彼らからいっぱいの刺激のシャワーを受け、そして若かりし日の自分を映し鏡のように思い出すちょっとセンチメンタルな旅でした。

ところで今でも『最近の若い奴らは…』そんな言葉良く聞きません??
思い起こせば、私は【新人類】と揶揄された世代、まさに最近の若い奴らは…と揶揄された世代なんです。
でもどうですか??ホラ立派になったでしょ!?(笑)
その昔、私の諸先輩方もきっと最近の若い奴らは…と言われていたはず。
だから若い子たちを語る上での枕詞なんじゃないですかね。

NPBを目指し少年時代からただただ野球にひたすら打ち込み没頭してきた選手たち。
26歳でNPBから指名を受けなければ多くは『引退』をするのです。
たった25歳ですでに彼らはセカンドキャリアの道を選択するのです。

「夢があるから諦めない」そう言ってもう1年だけ頑張る選手。
「もう十分やり切ったから新しい道に挑戦する」そう言って覚悟を決めた選手。

しっかりとした考えを持ち、ちゃんと真剣に生きていて、素直に真っすぐに野球に向かっていて、むしろ大人の方が『乱暴』な生き方をしているんじゃないかなぁって感じました。
「人生は選択の繰り返し、ここは今までの人生で一番大きな選択かもしれない、時間をかけてじっくりとそして真剣に自分自身と真剣勝負して欲しい」

「自分の人生を記憶のある幼少期まで遡って、好きだったこと得意だったこと、好きだったけど嫌いになったもの、得意だったのに不得意になったもの、決して自分に蓋をせずに素直に正直に良いも悪いも自分自身だと認めること、適職は意外とそんな中から見つかるもの」

「自分らしさを発揮する、個性を殺す必要はない、WHO AM I?自分の特性をしっかり把握し、その特性を最大限に発揮できる仕事を選んでほしい」

「本当の自分を知ることはそんな簡単じゃない、先入観や自尊心が邪魔をする、自分が可愛いからエゴが出る、驕りが出る。そんな時は俺ってどんな奴?って彼女にチームメイトに友人に家族に聞いて欲しい。意外と自分が気づかない自分を知っているはず。」

若者達への雑感~独立リーグBCリーグのセカンドキャリアセミナー体験記~

目は真っすぐに私の方に向けて、それはそれは真剣に聴いてくれました。
その姿にこの子たちを心から応援したい!そう思った瞬間でした。
だからここで宣言します。
この彼らのため、そして未曽有の人材不足で採用に苦しむ中小企業のため、アーヌエヌエの社名そのままに『橋渡し』をしたい、新しい事業、次のステージを決めた旅でもありました。

若者たちへの雑感。
私がここ1年余り、意図して行動してきたことがあります。
お世話になった諸先輩方、10歳、20歳上の先輩方に敬う気持ちは忘れずとも、これからは意識して20代、30代の若い経営者、税理士先生たちに会いに行くことです。

「俺ら世代は十分にインフレの恩恵を受けている」ある日わが師が話した言葉。
私が敬う先代経営者世代は日本経済そのものの成長に乗じて、インフレの恩恵を受けている。そして白地を切り開く苦労はあれども、モノが不足していた時代だからこそ売れた時代、高度成長期を経験している。
「俺の時代はなぁ…」と話す先代経営者の言葉に理解はすれども、最近では少し違和感を感じていました。

事業承継が進まない理由は意外とこんなところにもないですかね。
意見を聞かない親、意見をできない息子。
権限を委譲できない親、権限を与えてもらえない息子。

話を聞いてみるとしっかりした意見持ってますよ!
案外任せてみたらいい仕事しますよ!!
親世代の強み、子世代の強みを掛け算することでいい会社になりませんかね…。

お互いを理解する、それにはそれぞれの個性や価値観を理解するもありますが、その時代背景を理解しることもあるのではないでしょうか。
なんか通訳者になれそうな世代、このかつて新人類世代である私ができる仕事は、まさにこの『橋渡し』なのかなぁなんて考えているのです。

団塊ジュニア~ロスジェネ~ゆとりと流れていく世代の思想には外部環境と言う世相がついて回る。
外部環境を理解せずに揶揄することはとても無謀に思えてなりません。
だから「俺らの時代はなぁ…」は禁句なのだと思うのですよ。

バブルが弾けて我慢しなければならない世代、偏差値教育の遺した弊害から教育環境が全く変わった時代、彼らが望んで作った時代では決してないんですよね。

イヤイヤ彼らは考えてる、勉強している、思慮深い、計算高い、それは世相が違うから。
外部環境が違えば志向も発想も変わって当然。

コミュニケーションの方法だって電話からメールに、チャットやラインも。
会議なんてわざわざ集合してやる時代ではなくなって、スカイプを使うなんて当たり前。

最近の若い奴は、話ができない、人の目が見れない、俺らの時代は彼女への電話もイエ電で、お父さんの関門を突破することで人間が強くなった??(笑)

でもレスの遅い大人より若者のレスのが断然早かったりして。
よっぽどビジネスマナーはできているような。

そう言えば私だって今は電話なんてほとんどせず、チャットやラインだもんな。
東京にいると移動時間も多く、かえって電話もらっても出れることが少ないから、チャットとかLINEとかとても便利なんです。
そして電話では忘れることがあっても文章を残すと記憶でなく記録になるしね。
たぶん心地よいコミュニケーション手段なんて個々の価値観やそれこそ外部環境によってずいぶん差がありますよね。

その価値観を真っ向から否定するなんてやっぱりあり得ないと思いません??
もちろんそれはお互い様ですけど。
お互いを慮って最良の手段を使うこと。
だから若者が大人ははないような気がします。
なんかいつもとだいぶ様相が違うコラムになって来ました。
ボヤキなのか、囁きなのか(苦笑)
でもなんか嫌なことがあったわけではないんです。
なんとなくここのところ感じていた想いを、ちょうど野球選手の若い世代に会ったことで
吐露したくなったんです。

題目は若者たちへの雑感ではなく大人たちへの雑感?だったりして(苦笑)

少子高齢化、いや少子化と高齢化は別ものなので繋いではいけないのですが。
益々子供が減り、日本そのものの活気が失われる時代。
日本国内の閉塞感を捨てて多くの日本人が海外に出ていく時代。
そして日本国内は移住してくる外国人の活気に溢れて行くかも!?
それがなくては日本も人口減少でありとあらゆるものが危機的状態になる恐れも!?

だからこそ20代、30代、日本を支える貴重な若い世代を応援せねばなりません。
彼らが変えてくれる日本を楽しみにしたいです。
だから彼らを応援している私。
事業承継だって若い子たちに見届けてもらった方が必ず先代経営者の想い願いは伝承していくのですから。
最近は先輩経営者に出会ったらそんな話をしています。

最後に最近すごく感心したこと。
【若い子たちは挨拶が短くて端的で素晴らしい】
とある異業種交流会で感じた若い世代の人たちの優秀さに感服。
だいたい自己紹介の挨拶なんて全員でしたらとてつもなく時間がかかる、自分の言いたいことが脈絡なく続き、挙句の果てにはお酒が入ってたら後半になればなるほど最悪(苦笑)
そんな大人にならないようにしよっと!
あ、なってるか(汗)戒め戒め。

~つづく~