株式会社アーヌエヌエ

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YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.6 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~求職者と私の真剣勝負、書類選考の悲哀の裏に~』

2022/06/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.6 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~求職者と私の真剣勝負、書類選考の悲哀の裏に~』

いつもなら最終土日に余裕をもってコラムを仕上げるのに、今月の最終土日は慣れない動画編集にほぼほぼ時間を取られてしまいました。 ITリテラシーゼロの俺が動画編集するなんて!?信じられない友人たちもいると思います(笑)時間取られる理由は明確、字幕入れたりするタイミングに凝りすぎ。 変なところに細かいのがB型気質なんだよなぁ、ってことで前説終了。   昨日2名の内定を出してキャリアカウンセリングもひと段落したので、ここ数カ月で面談した求職者について今日は棚卸したいと思います。 私はHR業界にいたわけでもないし、言ってみれば人事ごとはズブの素人です。 そんな私がなぜこんな仕事ができるのか!?たぶんブランディングを学んだからだと思います。求人企業も求職者もセルフブランディングが絶対大事、成功のカギだと思うのです。   ブランディングってまず最初に必要なことは自分を知るってことなのです。 でもみんな知ったかぶりで、ほぼほぼ自分のことを理解していない、だから履歴書の志望動機や自己PRが無茶苦茶薄っぺらいんですよ(涙) なぜ薄っぺらく説得力のない文章になるのか、それは自己対峙を避けるからなのです。 自己対峙?いや自分のことなんて知ってるしって思うでしょ!?意外とみなそうでもない。 なぜなら嫌なところに目を塞ぐ、見たくないところに蓋をする、本当の自分を遠ざけるからなのです。   ここまで何人かが音信不通になりました。 『このやろう!こっちは金かけてスカウトメールしてんだから!!(怒)』って言いたくなりますが、こういう出会いもキャリアコンサルするのには大切な財産なのです。 なぜなら就職が決まらない人のプロファイリングに役立つのです。 実は彼ら彼女らが途中で連絡を途絶えるタイミングがだいたい一緒なんですよね。 それはまさに現実逃避とも言える、自分から逃げた瞬間でもあります。 私からの再三にわたる自己PRのダメ出しで嫌になっちゃうんです。 大概書いている自己PRが面談しているその人を表してないことが多い、そりゃ格好つけて書いたって採用担当者は絶対見抜きますからね(笑) だからこそ顔つき、発する言葉、そして履歴書や職務経歴書の文章を合致させるのってキャリアコンサルタントの腕の魅せ所だと思うのです。 だって書類選考って残酷にも当落をまさに紙で判断する、会うこともなく通過や見送りを決めるんですよ! だからこそ紙で勝負する、言葉で勝負する、一字一句に求職者の顔がキャラクターが、採用担当者の目に浮かぶように魂を入れねばならないのです。 そして晴れて書類が通過してリアルに面談した際に、採用担当者は求職者をレジュメと全く同じで魅力ある人間だと確信して採用を決めていくのです。   人材紹介キャリアに掲載されている彼ら彼女らが作ったレジュメを最初に読む、もちろん顔写真はあれど会ったこともない彼ら彼女らを想像で勝手に烙印していく、それで、実際にオンラインで面談をしてみる、そうすると本人とレジュメの誤差は手に取るようにわかります。 耳触りのよい立派な文章であったとしてもいろんな質問を重ねていけば、これ全く本人を表現していない、偽りのレジュメだって理解できるものです。 例えば自己PRに一番多い、コミュニケーション力って言葉。 「コミュニケーション力?コミュニケーション力って何?コミュニケーションに何が大切?」って聞くとたいていはチグハグな返答が来る。 だったらこれって自分の強みじゃないんじゃない?って私は斬り返します。 ちなみにみなさん、コミュニケーション力って超あいまいな表現だと思いません?? コミュニケーション力を具体的に説明しなきゃ!!って思うんです。 「私は人を笑顔にさせるコミュニケーション能力の持ち主です」「あなたと話すと元気になるよ、勇気をもらえるよ、ありがとう、そんな言葉が私のコミュニケーション能力を表すエピソードです」ここまで書いて初めて書類でウンと頷かせる自己PRじゃないですか!!?? こんな表現のできる自己PRが完成されるまで、私が納得するイコール採用担当者が納得するまで何度でも作り直させます。 だから逃げちゃう求職者がいるんですよね、俺に見透かされちゃったと言うか、でも私はそれでいいと考えています。 だって就職決めてあげたいし、自分の特性に相応しい会社に入って欲しいし、ミスマッチはさせたくないし、だからこその真剣勝負、彼ら彼女らと私の間にウソ偽りがあってはいけないのです。   ちなみに多くの会社が欲しい人材に『素直な人』って条件があります。 もちろん人の言うことを素直に聞ける、偏見で物事を判断しない、謙虚にミスを受け入れられるなど、こんなことが素直さの表れだと思うのですが、自分をありのままに理解していることも素直さのひとつだと私は考えています。 だって絶対人間には嫌いなものや苦手なことがあるに決まっている、それがあってこそあなたそのものじゃないですか!?でも、それを隠している、蓋をしている、目をそらしていては本当の姿が分かる訳ないと思います。 『ブランディング』とは『あなたらしさ』とも言います。 らしさとは自分の強み弱みの両面こそがらしさそのものだと思うのです。 弱みを知るからこそ強みが解る、だからこそ自己対峙は一旦ありのままの自分を素直に受け入れることからスタートなのです。 もしそれができない方がいれば、どうぞ家族や友人知人、彼氏や彼女、上司部下同僚、ビジネスパートナーに「私ってどんな人間ですか?この際、良いところも悪いところも教えてください」ってやってみてください。 案外周りはあなたのこと本当のあなたを理解してるかもしれません。 さて今月も新たな出会いのために金かけてスカウトメールに精を出すか!?(笑) ~つづく~

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.5 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~私は恐れず会計業界の採用戦略に異議を唱えます~』

2022/05/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.5 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~私は恐れず会計業界の採用戦略に異議を唱えます~』

今日は4月30日、宮古島行きの機内にて5月のコラムの執筆をスタート。 明日アップするのだから急がないと、なのでこの2時間半のフライトを有意義に使います。 このゴールデンウィークは南の島で3泊4日の骨休め、って言ってもPC持ってるし夜は仕事しちゃうんだろうなと思いつつ、昼間は仕事せずゴルフやドライブやローカルフードを堪能してきます。最近、嫁もゴルフを始めたので旅行行くのもまたひとつ楽しみが増えました。   さて今月は昨月の『私は生保業界を人で支援します』の続編、『私は会計業界を人で支援します』について少し話していきます。 私の起業の想いはお世話になった保険業界と会計業界を支援すること、そして採る×育てる×評価する、これに携わることが私のキャリアの集大成だと考えています。   この3月から保険業界と会計業界に特化したスカウトメールを始めてみました。 元々創作意欲が高いので書くことも苦にならず、またどうしたらレスがあるのかを試行錯誤するのが楽しくて仕方ありません。 と言うことで会計業界を希望する求職者向けにいくつかスカウトメールをしてみました。 そうすると保険業界よりもレスが多いんです(驚)でも蓋を開けてみると、40歳半ば、イヤ50歳近い方からのレスばかり…、で、ふと気づいた!『俺、年齢制限かけずにやってたよ(汗)』『転職回数も無制限だった(笑)』『地域も選択せず全国だった(苦笑)』って私らしいチェック不足で多くのみなさんにレス頂きました~感謝~   でもせっかくのご縁、信頼して返信を頂いた責任感と元来の世話焼き気質からレス頂いた求職者と4月から面談し始めました。 会計業界は実務経験2年以上、できれば課目合格者、少なくとも簿記2級取得者、そんな条件が最低条件。 でもそんな人市場に流通してる?イヤイヤ私の認識だと全くいないはず。 事実、多くの先生から「杉山さん、良い人いたら紹介して」これが先生たちと会う度にされるお願い事。でも本音、そんな人いる訳ないし、なんです。 私は密かにこんな思いももって会計業界へ人材紹介をしたいと考えているのです。 顧問先の経営者とコミュニケーションが成り立つ人材を送る、顧客開拓ができて数字が読める営業マンを送り込む、そんなことで会計業界の変革の一役が担えればと。   私のお付き合いしている先生にこんな先生がいます。 「ウチみたいな零細事務所にいい人材なんて来るはずがない、口開けて待っていても広告費が嵩むばかり、みなBIG4に入社してしまう時代、だからなんか考えなきゃならない」 そんな先生が始めた未経験の採用。 元舞台俳優、元パチンコや店長、元ボクサー…社員のみなさんは「先生勘弁してください、教えるのも困るのも私たちなんですから」でも先生は諦めなかった。 やがて事務所の中核的な存在に成長し、やがて舞台俳優はBIG4に転職して行ったそうで「いやぁせっかく育てたのに寂しいばかりで残念」と言う先生にはどこか未経験者を育てた自信を感じました。これならレッドオーシャンでなく、ブルーオーシャンで戦える。 元ボクサー、彼を入社間もなくクライアントに連れて行ったら社長からひと言「先生、コイツを俺の担当にしてくれ、俺が育てるから安心してくれ、コイツいい目してるもん」この社長の心意気に拍手、でもそうだよな、と私は驚きも感じない。 『だってコミュニケーション能力と覚悟が違うからね』 『数字が好きの前に人が好きでなければ会計事務所の仕事が務まる訳がない』 『ファシリ能力と質問力、これがあれば未経験者でも会計事務所で通用する』   このコラムをお読みの先生がいれば、何か感じて欲しいなぁと。 『先生、外部環境を見定めて手を打つのはビジネスとしては当たり前ですよ!!』 『取れない取れないって工夫と覚悟がないから取れないんじゃないんですか!?』 『手を動かす仕事が益々減り、コンサルに力入れたいなら、先生、採る人が違いません??』 これから先こんな言葉を辛辣ながらも伝え続けて会計業界が変わればいい、怒鳴られてもなんでも構わない、いつかきっとわかってくれるはず、そう気が付いてくれる日まで諦めずブレず挫けずに先生方と対峙していきたいと考えています。 未経験エンジニアを採用した先生、その社員さんはなんと採用後4年で税理士登録。 未経験スポーツライターを採用した先生、その社員さんは科目合格積み上げている。 もっとこんな話、聞きたくないですか???(笑)   実は今求職者を数名抱えています。 正攻法ではダメなのはわかっていますが、何とかしてあげたいと思っています。 中国から日本へ留学、大学卒業後貿易実務を14年、帰化も果たした47歳女性。 会計事務所で中国とビジネスしているのならばどうですか?私が見る限りコミュニケーション能力は相当高い、そしてやる気と覚悟に満ち溢れていますよ。 大学卒業後3年間プロミュージシャンを目指したものの諦めて就職、立て続けに2社倒産の憂き目に、そこで一念発起し学校に通い簿記1級を取得、生活もあるので止むを得ず就職したが、中小企業を資金繰りから救う仕事を最後のキャリアにしたい45歳。 全国どこでも入れて頂けるならば丁稚でもなんでも構いません、と覚悟が違う。   彼には私がお付き合いしている先生方のホームページと私が先生方と対談している動画を送りました。彼からこんな返事が「私は50事務所落ちました、でもその中にこんな感性の先生方は1人もいませんでした、私の勉強不足です、会計事務所ってこんなに違いがあるんですね」気づいてもらって良かった。   私は幸いに税理士と言ってもアントレブレナー精神を持つ先生、会計業界に問題意識を持っている先生、会計業界を変えたい、そんな強い思いを持つ先生方とお付き合いができています。 なので求職者に教えてあげたいのです。 会計事務所は全国に30000事務所余りあり、なんと先生の平均年齢は70歳を超える突出した古い体質の業界。証券会社の営業マン出身で税理士事務所を開いた先生もいれば、大学を出てお父さんの事務所を引き継いで働きながら資格を取得した先生もいます。 顧問先を持たずに事業承継のコンサルティングに特化している先生もいれば、税務申告や記帳代行こそ税理士の本来業務と一切それ以外に手を出さない先生もいます。 だから良い悪いでなく求職者側もしっかり事務所の特性を見抜いて、どんな仕事がしたいのかを考えて、就職して欲しいのです。   『実務経験2年以上、できれば課目合格者、簿記二級必須』 実務経験もピンキリって先生自身が知っているはず、簿記二級確かに重要だけどMAS監査ならばそんな必要なくないですか?課目合格者7年はかかると言われるこの業界、優秀な人もどんどん年老いて行ってしまいます。   『実務経験2年以上、できれば課目合格者、簿記二級必須』 この言葉が会計業界の求人欄から消える日を私は楽しみにして求職者の支援を続けて行きたいと考えています。   おー、今日は熱苦しい分、長かった、失礼しました(汗) さて、フライトは残り、1時間余りです。 皆さんもよいゴールデンウィークをお過ごしください。 ~つづく~

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.4~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~これから私は生命保険業界をヒトで支援します~』

2022/04/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.4~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~これから私は生命保険業界をヒトで支援します~』

桜が既に満開の東京、私の子供の頃は入学式の頃に満開だったと記憶していますが、今では温暖化の影響もあって東京では入学式にはもう散ってしまっているでしょうね。 4月と言えばフレッシュな気持ちになれる月、こんなおじさんでも制服やスーツが真新しい1年生を見かけるととても爽やかな清々しい気分になってやる気倍増します(笑)   最近新しい取り組みを始めました。 野球選手のセカンドキャリアは引き続き行うにしても、実はシーズンオフの10月から始まり3月には終わってしまう、季節労働的な仕事になってしまうのでどうしようかと考えていました。 4月から9月までは手が空いてしまうのです。働くのが好きなのか?隙間時間を作りたくないので土日や夜の時間を活用しようとスカウトを始めました。 就活している皆さんが現職ならば夜か土日に面談する機会が多くなるので絶好なのです。 また、生保業界に戦力を送りたい、できれば色眼鏡をつけていないフィルターのかかっていない未経験者で優秀な人材を生保業界に送りたい、これも私が人材紹介事業に進出した理由でした。   意気揚々と始めたスカウト業務。 ビギナーズラックなのか!?最初の200通のメールで3名の方からレスを頂きました。 元来世話好きな私、一度触れ合ってしまうとどうにかしてあげたくなるのです…。 年齢的にどうなの?経験的にどうなの??話してみてどうなの???紙で知る候補者と実際に画面越しでも会って話すと全くイメージが違ったりします。 1時間も話すと友情?愛情?情けが私に降りていて何とかしてあげたいと思ってしまうのです。 年齢の壁、経験の壁、そして個人の持つ特性の壁、生保業界には絶対に存在しています。 諦めてもらわなければならない求職者も出てくるかもしれません。 でも『ありがとうのために試行錯誤を怠らない』これを我が信条としている私はその願いや希望が叶わなくとも、必ずや笑って新しいスタートが切れる環境を作ってあげたいと考えています。   キャリア面談で意識していること。 それは候補者と私の間にはウソがないこと、壁を作らないこと、膝と膝を付け合わせて本当の姿を見れるまでは妥協をしないこと、当然ながら私は私らしく素の自分で包み隠さず対面しています。恐らく私を知る人はその姿に想像がつくことでしょう(笑) きっと私が素であればあるほど候補者もどんどん心を許して素になってくれると思うのです。言葉は悪いですが営業の世界と全く一緒で、お客様との信頼関係のバロメーターには『互いに素直』と言うキーワードがあると考えています。   だからこそ生保業界の真実も包み隠さず伝えています。 知る限りの生保業界を伝えなければミスマッチを起こしかねません。 当然ながら良いところも悪いところもあって然るべき、業界を知らない候補者であれば尚のこと丁寧に解説をします。 「人の役に立つ仕事がしたい、生命保険の仕事はそんな仕事だと考えています」と候補者が話す、確かに正解だけどそんな綺麗なイメージでいたら毎日が苦しくなる。 私が生命保険業界に身を委ねた30年前に感じた、『なんで名前を名乗る前に電話切られるの!?』『そんな嫌われる仕事している??』生命保険業界に覚えたこのピュアな疑問と不信感こそが私の原動力になって今があるのですが、多くの人はその前に自分を否定されていると感じて足早に去って行ってしまうのです。 私が縁あって触れ合った候補者にはそんな思いをして欲しくない、だから耐えられるか耐えられないかはちゃんとアグリーして送り出したいと思っています。   生命保険の募集人であれば自由度が高い、そう思う候補者もいると思います。 私は常々サラリーマン時代からこう話しています、『自由と言う名の責任』自由と言うのを履き違えている人たちも多くいますが、私は自由であるほど責任があると考えています。責任って?それは数字です。責任を果たす、すなわち結果を出すこと。殊更、金融の世界は数字が人格とも言われ、数字が出せなければ存在を認められない風潮があります。もちろん民間企業は利益を追求するのがサガですので何も金融だけでないのは理解していますが、特に金融業界はその色が濃く出やすいと考えています。 『生命保険って本当に厳しいよ!』私が経験してきたからこそ伝えられる真実をしっかりと胸に刻んで選択して欲しいと願っています。   私が昨年の9月、5期目の始めに改めて掲げたVISIONがこれです。 『保険業界×会計業界×中小企業の2030年型ビジネスエボリューションを支援する』 だからこそ私は保険業界の社会的地位向上のために知識≦スキル≦品格を備えた人材を育成する、だからこそ私は会計業界の明るい未来を創出するために次世代を担う起業家会計士税理士を輩出する、だからこそ私は中小企業の永続的発展のために保険業界と会計業界と弊社が三位一体で貢献する。   2030年にはもう64歳になります。その頃には私自身が働き方を大きく変えていることでしょう。だからこそこの8年は全身全霊でこのVISION達成のために働きたいのです。 そんな私の想いに理解を示してくれる候補者を探し出して、私の夢を彼らに託したいそう考えています。 だからこそキャリア面談も必死で真剣です。 必死に喰らいついてくる、真剣に生保に向き合えるそんな人に出会えるのを毎日楽しみにしています。 生命保険業界は『諦めず、ブレず、挫けず、謙虚に素直にマメに』働ける人ならば必ず数字、成果が出て成功します。そして『原因我にあり』他責にせず自責にできる人にはお客様がついてくる、周囲が必ず応援してくれるはずです。 ってこれなら生保でなくどこに行っても成功するか!?(笑) ~つづく~

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.3~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~先入観で見ない、可能性に蓋をしない、高校生採用~』

2022/03/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.3~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~先入観で見ない、可能性に蓋をしない、高校生採用~』

今年の冬は本当に凍れますね(涙)元来暑がりの私もこの冬は寒さで凍える毎日。 タイツ履いたり、手袋したり、例年にはない防寒で毎日凌いでいます。 とは言うものの、節分も過ぎて日差しは何となく春を感じつつ、もう少し耐えましょう。 このコラムももう3月号ですから春はもうすぐです♬ さて今日は25歳のあなた、イヤもっと若いかも??時をして卒業のシーズンなので高校生の新卒さんにフォーカスして語りたいと思います。   弊社は昨年から高校生新卒の就職支援をしている、若手採用に苦しむ中小企業の採用支援をしている会社の営業顧問を引き受けています。 コロナ禍で売り上げ減少にテコ入れせねばと、顧問紹介会社に登録して早々に紹介を受けて出会った会社でした。 当初は自分の強みである保険業界、会計業界、法人会などをハブに中小企業の応援ができれば程度の思考しかありませんでした。 が、この会社を通じて高校生の就職事情や中小企業の採用現況を知れば知るほど私にもこの会社の使命感と同様熱い気持ちが芽生え始めました。   私は大卒なのでそもそも高校生の就職事情は全く知りませんでした。 みなさんは1社1名制と言う暗黙のルールがあるのをご存知でしたか!?だいぶ咀嚼していますが、言わば先生が生徒の就職を決めるに等しいルールなのです。先生から「お前、ここどうだ!?いい会社だと思うぞ」「先生、ありがとうございます。ここに行きたいです!」他を見る機会もなく内定、逆に内定辞退もできない環境に驚きを覚えました。 『ハローワークの紙面だけで就職を決めるなんて乱暴すぎる!!??』そう思いました。 だからミスマッチが起きる、仮に早期退職すれば転職先には限りがある、フリーターにならざるを得ない、そんな厳しい環境なのです。   一方で中小企業においては大卒を採ろうにも大手志向の大卒が来ようはずもなく、コストをかけてもその見合いの採用はなかなかできていない。高校生の採用には学校訪問などの独特のノウハウもあり手間暇をかける余裕すらない、不人気業種においては慢性的に人手不足、また若手が採用できずに高齢化も同時に進んでいる、なんとなくは理解できていたもののその現状は企業の生声を聴けば明らかでした。   ~保険業界と会計業界を通じて中小企業の持続的成長に貢献する~私の掲げているVISIONそのものであり、今や全身全霊で応援している私です。 そんな中で私のお付き合いのある警備会社にその会社の若手社員と同行をする機会がありました。いつもならばその会社の常務と同行するところを、彼に予定があったので「エースをお連れします!」の声とともにその若手社員のインタビュー動画も送られてきました。 私は先入観がないようにと、その動画を観ずに彼と出会いました。   さすがに私は30年にわたり営業の現場にいるので、初見や第一声でおおよそその人の判断はつきます。見た目、挨拶の仕方、名刺交換の仕方、話し方、立ち居振る舞い…どれを見ても素晴らしく、『デキる』そう確信しました。彼から高卒で入社して5年目の23歳と聞き驚きました。 挨拶早々に会社に訪問し専務と係長にご挨拶、早速商談が始まりました。 姿勢、話しぶり、言葉遣い(多少修正必要あり(笑))受け応えの呼吸…どれをとっても 合格点、全く連れて行っても恥ずかしくなくむしろ高卒23歳、同席していて誇らしくなりました。その感想そのまま先方の専務も「ウチに来て採用の仕事してくれない!?」私もそうなるよなぁと思いました。 最低レベルの偏差値の学校で最低レベルの順位でしたと彼、改めて学歴は社会に出たら全く関係ないと思わずにはいられませんでした。 帰りの電車内で、今や2名の部下の面倒を見ていると聞き、部下をどう成長させたらいいかとアドバイスを求めてくる彼がとても眩しく、本当に今日は彼と一緒で良かったと思いました。(常務、ごめんなさい…)でも彼から感じた高校生新卒の可能性は確かなものになりました。   この同行を終えて早速Bto Bビジネスの私には数少ない一般事業者のリストから、採用に苦労していそうな会社にアポイントを取り付けています。 まだほとんど案内をしていない会計事務所さんにも繁忙期が終えたのを見計らって積極的に案内しようと決意しました。   大卒人材を否定しているわけではありません。 でもあまり今はいないようにも思いますが、4年間私のように?遊び呆けているような学生を採用するならば、真っ白なピュアな人材を採用する方が賢明なように思います。 高校生のうちからしっかり育成すれば、その組織文化にも染まりやすく、離職も少ないように考えています。 となると次は中小零細事業者の社員育成の重要性、そんな経営課題になりますね! お任せください!わたくし杉山、株式会社アーヌエヌエはちゃんとその準備もしています。 今年は営業の世界から人事の世界へ羽ばたきmuscle。 このコラムをお読みのピンときた皆さん、ぜひご一報くださいませ。 はい、ちょうど2000文字、お後がよろしいようで。 ~つづく~

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.2~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~シニアだからと諦めない、自分の可能性を塞がない~』

2022/02/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.2~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~シニアだからと諦めない、自分の可能性を塞がない~』

若い子のことばかり最近書いていたから、今日は54歳のオジサンのことにしよう(オバサンとは敢えて言いません(笑))54歳にしていたけど、もう私も55歳…   コロナ禍もあってサラリーマンの副業も随分と進みましたね!さらに副業が出来なさそうな業界もその門戸を広げ始めて、私がかつて在籍していた生命保険業界でも利益相反がなければ副業ができる素晴らしい時代になりました。   最近、生保時代の先輩や後輩などと会う機会があって、彼らのセカンドキャリアや副業に触れることでたくさんの刺激を受けたので今日はそんな話を。   と言いつつ、では早速私のことから。 5期目の期首、昨年9月に『やっぱりもっと好きなことに時間を割こう』そう考えました。セミナー講師の仕事を増やす、人事領域の仕事を増やす、そして書く仕事を増やすと決めて取り掛かりました。 セミナー講師について生保会社に営業どんどん仕掛けています。(お読みの生保関係者の方いらっしゃればお声掛けくださいね!)そして人事領域は採る→育てる→評価するの第二幕である育てるのための資格を取ります。 そして最後に書く仕事、これについて今日は掘ってきます。   書く仕事については、会計業界と保険業界で連載の経験はあるものの、実際はそれで沢山の報酬を頂いている訳でもないし、実績と言う意味ではまだまだ弱いのです。 そしてそんな希望を私の友人のカリスマライターにも相談してみました。 彼からは『1文字1円』の仕事は絶対に受けるな、とアドバイスをもらいました。 彼には私のコラムやら原稿を読んでもらったこともあって、「お前がこんなに長い文章書けるとは思わなかった」と一定の評価をいただいていました(笑) でも探してみると経験というハードルでなかなかその条件でのライター仕事は見つからず、 まずは経験を積むべきと判断して『1文字1円』でもいいから仕事探そうと、Indeedに登録してみました。 私のキャリアで書ける分野、正社員とかではなく業務委託、願わくば1文字2円ぐらいになればいいなぁと探してみました。   で、この1月からスポーツライター始めてみましたΣ(・□・;) 俺とスポーツ?せいぜい長くやった経験のあるのは中高の軟式庭球、ちょっとかじった小学校でのサッカーと野球、そして大学でほぼサボったラケットボール。 学生時代はスキーも毎週していた、今やゴルフは毎月ラウンドしてる…うまい下手は置いておいて。でもそんなので書けるの??って自問自答しました。 でも私は今プロ野球選手のセカンドキャリアカウンセラー、そしてメンタルトレーニングもできる、さらに思い出せば大学ではスポーツショップでアルバイトしてた、スポーツ中継では胸熱くなり幾度となく涙、さらにドラマでしょ!?のスクールウォーズとルーキーズは何度見ても涙腺崩壊する始末。スポーツ観戦は大相撲から競馬中継まで広く浅く(苦笑)興味があり、Yahoo!スポーツには毎日必ず目を通す男。 嫁からはその無駄な知識欲をどこに使うの??ってよく笑われています。 そんな無駄な知識を使う時が来た!と確信しました。   テストライティングに臨む。 テーマはフイギュアスケートとカーリング(驚)(汗)そりゃ記事にするほど見聞ない(涙) でも調べに調べて書きました!でもその調べる工程が『へぇ』『おぉ』といろいろ知ることが出来て楽しくて仕方ない。 これぞ興味関心は人の力になるの論より証拠、今聞いてもらうとフイギュアもカーリングもかなりな知識ありますよぉ。 でも『い抜き言葉』『ら抜き言葉』の指摘を受けて、納得納得。 そりゃ表に出る文章の体裁は大事よねって、思いながらこのコラムは持ち味発揮で誤字脱字、話し言葉全開で進めますね。   大した報酬ではないけど、その経験が今の私には重要。 毎月10本書けばそれ相応になるらしく、土日のデスクワークで10本はイケると思う。 その報酬は嫁の小遣いにしようと日ごろの感謝をお金に(苦笑) こんなシニアの飽くなき挑戦に拍手してくださいなと自画自賛もたまにはいいでしょ!?   そんな挑戦は私だけではありません。 最近であった先輩は現代の社会問題にメスを入れるビジネスで大いに役立ち、そしてガッチリ儲けていました。ビジネス=不を無くす=社会問題を解決、のセオリー通りだから流行るのわかるよなぁ。 後輩は自分の趣味嗜好とそして人脈を存分に活かして、彼しかできない、彼しか手に入れられない稀有な商材を扱っています。希少性ってとても大事だから目の付け所はバッチシ。   このコラムを縁あって読んでいただいている私世代のオジサンオバサン。 あなたにはかけがえのない財産があります、そう54歳まで生きて来たとう知見と人脈。 『俺に私には何もない』そう思っているのはあなただけかもしれません。 思いのほか自分自身に気づいてない自分はたくさんあって、それが意外と人と違うところがあって、それこそがこれからの副業のヒントになったり、副業を凌駕して本業になったりして。だからしっかり自分と向き合って欲しいのです。 いつでも私が喜んで副業カウンセリングお手伝いしmuscle ってことで実はライター仕事も1本2000文字以上からと規定があり、ちょうど2000文字で程よいところなのでこれにて今月はおしまい。 ~つづく~

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.1~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~プロ野球選手のセカンドキャリア事情③~』

2022/01/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌♪2022Track.1~ 『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~プロ野球選手のセカンドキャリア事情③~』

新年あけましておめでとうございます。 2022年、令和だと4年?(だんだん和暦が危うくなります)ですね!? 今年はどんな年になるんだろう…ワクワク、ドキドキ、ソワソワ、ヒヤヒヤ、去年がイマイチだった人も、去年がサイコーだった人も良くも悪くも一旦リセット、リスタートできるのが新年です。 お読みの皆さんも新しい年、良し悪しは自分次第と思って1/365歩の最初の一歩を踏み出してください。   およそ昨年の10月から野球選手のセカンドキャリア支援をしてきました。 今年はセミナーで全国行脚できずに歯痒い思いもしましたが、キャリアの相談をしてくれた選手には全身全霊振り向けて対峙してきました。   この年末、晴れて内定をもらえた選手がいます。 彼との対峙を2022年の筆初めとしたいと思います。 私のキャリア面談は人生のバイオリズムを互いに確認することから始めます。 丁寧に歩みを遡りながら、「人生最高の時、俺イケてる、絶好調の時、いつだった?」 「どんな出来事があってどんな気持ちを抱いてた?」逆に「人生最低の時、俺全然ダメ、絶不調の時、いつだった?」「どんな出来事があってどんな気持ちを抱いてた?」   彼の人生最高の時は高校1年、投手として強豪校の2枚看板を背負い、どちらかと言えば現在NPBで活躍しているもう一人より注目を集めていた彼。 高校2年で肘の手術をしてからは思った投球ができずに大いに悩み迷ったそうです。 それからと言うものの自問自答、試行錯誤、紆余曲折、一進一退、こんな言葉が術後の彼の野球人生だったように思います。 短い投球数ならばいい球が投げられる、だから抑えに転向した。 でも真の実力を評価してもらうには投球数が少なすぎるのか、調査票が来ないことはこれが原因と考えて先発に転向するものの全く勝てずにチャンスをものにできず、また抑えに逆戻りする3年間。 『なぜなんだ!』『こんなはずはない!』『まだできる!絶対できる!』こんな思考が彼を諦めさせずに野球に向かわせていたのだと感じました。   彼は今、自信を失っています。 自信満々だった高校1年をピークに手術を経て、思うような投球ができずに失った自信。 肘を労わりながら、怪我をしないように、繊細に投球フォームを確認する、こんな彼の野球への向き合い方が性格も変えてしまったかのよう。 やがて私生活でも周囲の目も気にしながら言葉も行動も慎重に選ぶ彼。 「でもあなたはちゃんと自分を掴まえている、自分と向き合うことができている、それは素晴らしいこと」私はそう最初に話を切り返したのを覚えています。   「新しい人生で自信を取り戻す、そんな就職できたらいいね」 「あなたのその繊細さは今となればあなたの強さ、あなたらしさ、きっとそれに相応しい仕事があるよ」 「自分に無理はしないでいい、今の自分を存分に出して評価してくれる会社を選ぼう」 そんなやり取りを続けながら選んだ会社、そこから一発必中で内定を頂けました。   「おめでとう!内定出たよ!!すごいじゃん!!!」 その電話口でいつもより幾らかトーンの高い声で「ありがとうございます」と言ってくれた彼、きっと新しいフィールドで経験を積んで自信を取り戻してくれると思いました。   履歴書も職務経歴書もそりゃそのまま出せない彼ら(笑) ヒヤリングしながら彼らに成り代わって言葉を選んで一緒に作る応募書類。 だからこそ内定が出ると自分が合格したかのように嬉しくて嬉しくて(涙) この仕事、本当に面白い、やりがいがある、俺のラストジョブに相応しいって最近そう思う。 2022年はもっとたくさんの選手たちの未来に関わっていきたい、そう思う元旦です。   先日、去年一昨年とお世話させてもらった選手たちと酒を酌み交わしました。 オンラインでしか会ってなかったメンバーもいて、なんか年甲斐もなく気恥ずかしい想い。 それぞれに新しい人生をスタートしててそれは悲喜こもごも、転職決めたやつ、仕事に悩むやつ、楽しく仕事できてるやつ。   昔から『3年頑張れ』ってよく言ってたし、自分も最初の就職は3年頑張った。 最初の就職は求職者もそして求人企業も見誤る、そんなの実は至極当たり前のこと。 ワンチャンで互いに完璧に理解することは難しい、互いに表面しか見れてなくて本当の姿は入社してから解るものだったり。 多くは好きな仕事を選んだのではなく、仕事をするうちに好きになってく、好きになる努力をしているもの。 それが仕事ってもんだよ、選んだ責任とその上での覚悟。   でもこの仕事をして多くの求人票を目にし、改めて訂正の上でこう言いたい! 『少なくとも最低1年頑張れ』 残酷にも1年未満の早期退職ではなかなか次の選択肢が少ない、選べたとしても『そんな会社』かもしれない、そう考えて欲しい。 万一次の就職しくじったら、もう次がないと思ってちゃんと真剣に選びなさい。 ジョブホップするな、キャリアはビルドアップしなよ。 そんな世話焼きおせっかい男の私にはジョブホッパーがご馳走かもしれない。 つづく

YELL~あなたへの応援歌♬ 2021Track.12~『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~プロ野球選手のセカンドキャリア事情②~』

2021/12/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌♬ 2021Track.12~『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~プロ野球選手のセカンドキャリア事情②~』

今月もプロ野球選手のセカンドキャリア支援を通じたキャリア構築へ思い馳せる雑感を寄せたいと思います。   お陰様で先週、サポートしていた選手の内定が出ました。 我が事のようにうれしい限り(涙) さて彼がなぜ内定を勝ち取れたのか!?それはズバリ彼の持つ『素直さ』だと考えています。   子供の頃から野球しかやってこない、高校を卒業して野球を続けるためにクラブチームを持つ会社に就職、でももっと野球に専念したいとNPBを目指すべく独立リーグへ歩みを進めた、今年25歳、結婚もし子供もでき、夢を追いかけるのを諦めて支えてくれた家族へこれからは恩返ししたいと新しい道を選択した。   私のキャリア面談は求職者の生きてきた道を遡ってその時の思考や行動に焦点を当てます。 BCリーグにいたときの自分、就職して野球を続き得ていた時の自分、高校時代や中学時代、幼少期にまで遡って自分の生きてきた道を言語化してもらいます。 何が好きだった?何が苦手だった?なんで好きだった??なんで苦手になった??今までで一番バイオリズムの高いのは何歳の時?なぜそうなったの??逆にバイオリズムが一番低い時はいつ?なんでそうなったの??BCリーグで、職場で、高校で、中学で周囲からはどんな人間って言われていた?自分ではどう思う??などなど、彼からの言葉を大切に拾っていきます。   怪我をして実力を発揮できない辛い日々、でも諦めずにトレーニングに明け暮れた日々、キャリアハイの成績でも家族のためにバットを置く決意、「やり切りました!」爽やかな彼の迷いない言葉に信頼がおけました。 決して口数は多くなく、むしろ口下手な彼、でも私には映りました、忍耐力、継続力、向上心、そして謙虚さ素直さ実直さ…絶対に彼は成功する、そう強く信じられました。   数字の世界で生きてきたし、これからもそんな世界に身を置きたい、家族を養うためにこれからはしっかり稼いで楽をさせてあげたい、そのためならどんな苦労も苦じゃない、そんな強い意志を感じました。   面接に向かうまでたくさん会話しました。 今や遠方でもオンラインと言う武器があり、顔を見ながらしっかり向き合い続けました。 業界研究、それはそれは社会を知らない選手たちとは一番難しいところかもしれません。 でも興味関心がどこに向いているのか注意を払いながら一緒に選んでいきました。 予想を覆した彼の志望する業界、今までの人生とは全くかけ離れている業界だけど、元来『布団も車も壺も保険も売れる営業マン』を育てたいと言ってきた私、業種業界は関係なく成功する営業マンとしての品格が彼には備わっていると思いました。   面接対策、彼が一番自信がないであろう、伝える力。 どうしても論理的に話せない、長くなる節がある彼にこう伝えました。 「聴く力があるからこその伝える力、あなたは人の話が聴ける男、それを存分に伝えておいで。営業マンは話が旨い人よりも聴くのがうまい人の方が成功するんだよ!」   なんと、私が提案した最初の1社で即内定が出ました。 それも最終を飛ばしての内定、彼のポテンシャルをしっかり掴んでくれたのでしょう。 2社目は残念ながら最終で不合格でしたが、これも相性と彼には伝えました(笑) まずは受け入れを決めてくれたE社さん、そして縁の下で支えてくれたNさん、ありがとうございました。 彼は年明けの入社に向けてすでに目線は前に上に向いています。 むしろ入社後も精一杯彼と向き合って応援していきたいと思います。   みんながみんなこんな感じなら苦労しませんが、それがそうでもないんです(苦笑) なぜか目線が高いやつ、どうしても野球を切り離せないやつ、保守的で悲観的なやつ、 野球選手も人間、人生いろいろ、十人十色、決して押し付けず、彼らが気づき考えて自己理解を果たせるまで諦めず向き合っていきます。   野球選手だけではありません。 36歳女性、短大卒、年齢と学歴で諦めてますが、でもあなたにはネイティブレベルの英語があるじゃない!?彼女がそれに気が付いているかどうか。 25歳女性、高校を出て夜の飲食でしか働いてない、でもそこで培ったあなたの目配り気配りは俺には十分伝わってます。 25歳男性、俺に相談すればよかったのに生命保険の世界に、案の定嫌いになった…。 でも成績は入社以来半年間ずっと1位、その見上げた根性はほかでも活きるはず。   営業の世界から人材の世界へ。 改めてこれぞラストジョブ、天職だと感じています。 これから採る➡育てる➡評価する、の3つのフェースで世の中に貢献したいと思います。 つづく

YELL~あなたへの応援歌♬ 2021Track.11~『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~プロ野球選手のセカンドキャリア事情~』

2021/11/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌♬ 2021Track.11~『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~プロ野球選手のセカンドキャリア事情~』

NPB、日本プロ野球も優勝チームが決まり、ポストシーズンが始まります。 ちなみに今はヤクルトファンの私、そして子供の頃は阪急ファンだった私、両チームの優勝は何気に嬉しいです。 私は金満経営系があまり好きじゃないのでセリーグのGとパリーグのHはアンチです(笑)   それは置いて私は3年前からプロ野球独立リーグのルートインBCリーグのセカンドキャリアスポンサーをしています。 その彼らもシーズンが終わってストーブリーグに入りました。 私のこのコラムのタイトルでもある、『25歳の君へ…』はまさに彼らを想い選んだ言葉。 25歳で多くの選手は野球人生にピリオドを打ち、次のキャリアを歩み始めます。 そんな彼ら、そして野球をせずとも今思い悩む同世代の君へ言葉を寄せたいと思います。 これは私が寄稿したBCリーグの冊子、全国の学校に届けられた記事です。   n  キャリアの選択に直面した選手たちから感じる覚悟の差 『選択⇒責任⇒覚悟⇒行動⇒結果』 誰にも共通に存在する選択権、何を選ぼうとその人の自由である、でもその選択には選んだという事実=己の責任が宿っていることを忘れないこと、その責任は自覚、覚悟に他ならず、覚悟が決まると人間行動に移せるもの、逆に覚悟が決まらなければ何かしら躊躇して一歩が踏み出せない、覚悟とは自分を信じること、自信とも言える。 行動に移さなければ結果など出る訳もなく、結果が出ないその人には覚悟が足りないとも言える。   2年間で100名以上の選手たちとコミュニケーションを取りました。 どの通信手段を経ても選手の心境は不思議と感じ取ることができます。 野球を辞する決意が読み取れる選手、未練が拭い去れない選手、これから何をしていいか呆然としている選手。 何をしてよいのか分からない、これならば一緒に考えることができます。 しかしながら未練があっては前に進むことはできません。 続けるならばしっかり続ける、辞めるならばスパッとやめる。 その自覚と覚悟がそのまま就職戦線での戦いぶりに出ているように感じています。   n  印象に残ったカウンセリング事例 CASE① 自己対峙をせずに就職、即退職をして迷走する選手たち 1年前に面倒を見た選手、私に相談もほどほどで自分で就職を選んだものの、あっという間の3か月で退職をしたと耳にしました。 話を聞いてみると、迂闊に紹介された会社に就職をした、思いのほか野球をやっている頃の情熱を仕事で感じない、いつの間にか働く気力も失せて退職、アルバイトで食いつなぐも生活がせいぜいで、生まれ故郷に帰りもう一度出直すことに。 もっと最初にしっかりと自己対峙することができなかったのだろうか。   CASE② どうしても野球から離れられない、理想と現実の狭間に苛まれる選手たち 野球にはどんな形であれ野球に関わっていきたいと話す選手たち。 よくよく話すと自分には野球しかないと豪語する選手たち。 野球以外やったことないからわからない、野球しか自信が持てることがない、野球ができるなら他には何もいらない、そう口々にする選手たち。 野球を切り離して考える習慣が今までなかったからだけで、俯瞰する経験がなかっただけに過ぎないのです。 私はこう話します、職業人としての野球人には印籠が渡されたんじゃない? ここを飲み込めた選手たちは思考が変わります。 選手として報酬がもらえる器じゃない、だから報酬がもらえる選手を育てる方にこれからは回りたい。野球をこれからは趣味として楽しみたい、仕事を精一杯したその週末には地元の仲間との草野球で汗かきたい。これからはDXの時代、データを通じて野球界に貢献したい、一から学校で学んでいずれその道に進むために、学校に行く資金を一生懸命働いて貯めたいと思います。 思考の枠を取り払ってあげることで、野球との新しい関わり方に気づき考える選手たちには自ずと明るい未来が開けている、そう信じています。   CASE③ 何も考えられない、何をしていいかわからないと言う選手たち 昨日まで一生懸命野球のことだけ考えて、グラウンドで汗かいていた選手たち。 明日からはボールもグラブもバットも要らないと言われたら放心状態になって当然。 野球を手放したら何ができるのか、世の中にどんな仕事があって自分には何ができるのか、皆目見当が付かないと話す選手たち。 実はこんな選手が一番キャリアの棚卸がしやすく、どんどん自己対峙も進んで就職も決まりやすいというのは驚きませんか。 なぜ彼らは早く就職が決まるのか、それは『素直』に自分と向き合えているからに他ありません。 子供の頃どんなことに興味があった?何か得意なことあった?どんなことが好きでどんなことが嫌い?スーツを着たいか、そうじゃないか。椅子に座るのがいいか、外を飛び回るのがいいか、営業ならば自分の成果を正当に報酬で返して欲しいのか、それとも残業もあまりなく、土日もしっかり休めるような仕事のが興味があるか。 どんどん飲み込んでどんどん選択し、そして職業選択を自らがして、そして適応する会社を選ぶことができる。 これは問答を続けながら自己理解が進んでいる証、その自分の意思決定を大切に育んであげるサポーターとして私は選手たちと関わって行きたいと考えています。   n  セカンドキャリアに臨む上での気構え 『お金で決めない!先輩で決めない!!格好で決めない!!!』これに尽きます。   最初から高額な報酬を得たい気持ちは十分に理解できますが、後悔をする人たちを幾人も目にしています。高い報酬の企業ほど成果に厳しいのは当然であり、またある程度職や企業の選択によって得る報酬も推測できます。 当初は身の丈に見合った報酬を得る、成長に応じて報酬は上がるもの、その社会通念を育める社会人になって欲しいと願っています。   上下関係、師弟関係が厳しい環境で長年育ってきた選手たち。 礼節を重んじる姿勢、これは必ず次のキャリアで役に立つので大切にして欲しいです。 しかしながら自己理解せずにただ「先輩や監督コーチに誘われたからその会社に行きます!」は乱暴極まりないとキャリアアドバイスを通じて訴えたいと考えています。 紹介を受けた会社は果たして自分に相応しい仕事なのか、大切なことは自分の意志で決めること、ここに大切に育んだ礼節は不要です。   世の中には見た目に憧れを抱く格好いい仕事もあり、逆に見た目には泥臭く映り映えがしない仕事もあります。 それはあくまで見た目であり、先入観や固定概念に他なりません。 働いている人たちの使命感や意義までは見た目で読み取れるわけがありません。 その会社の社会への想いや事業への哲学、勤める社員の会社への愛情や業務への誇りなど、本質を理解して企業選択、職業選択をして欲しいと考えています。   n  これから野球界を背負う君たちへ 毎日毎日泥だらけで汗まみれで夜遅くまで白球を追いかけている君たち、憧れの球団のユニフォームに袖を通してグランドを駆け回る姿を夢見て頑張っている君たち。 今は24時間、365日野球にとことん打ち込むことを第一優先で考えて欲しい。 どうしたら会心のセンター前ヒットが打てるのか、どうしたらストライクゾーン低め一杯にキレキレのボールが投げられるのか、どうしたらレギュラーで使ってもらえるのか。 ただただそれに集中して諦めずブレず挫けず、自己研鑽に励んでほしいと願っています。 <BE>自分の在り方を考えて、<DO>その在り方の為に行動し、だからこそ<HAVE>夢が勝ち取れるのだと思います。   さて今日も2名の選手とオンラインで面談します。 1名は着実にキャリアを見つめながら、ちょっと優純不断なところもあるけど一歩ずつ歩みを始めていると感じています。 履歴書、職務経歴書、よく頑張って書けたと思います。 慣れないパソコンと自分と向き合っていい作品じゃないですか!? 1名はどうしても目線が高く、自己を高く見積もっているタイプ、ここは頭ごなしに話をしないで少しずつ現実を理解してもらう、時間がかかっても丁寧に向き合う。 あなたの夢、きっと今じゃなくその先に必ず叶うから、だからこそファーストキャリアの重要性、一緒に考えてみよう。 つづく

YELL~あなたへの応援歌~ 2021Track.10『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~45歳定年制に我おもふこと~』

2021/10/01 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌~ 2021Track.10『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~45歳定年制に我おもふこと~』

YELL~あなたへの応援歌~ 2021Track.10『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~45歳定年制に我おもふこと~』 高校時代の思い出話はまた次回として今日はスピンオフしますね。 タイトルにある『45歳』定年制、巷で話題になってますが皆さんご存知ですか?? 昨日の夜の報道番組で取り上げられていたので今日はこの議論について語ります。 啖呵を切ったのは現サントリー新浪社長、言わずと知れた敏腕経営者です。 彼は経済同友会の席でこう話したそうです。 「45歳定年制を敷き、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」と。   これでネットを中心に批判の的にさらされたようです。 「45歳で会社を馘になったら生活していけない」「弱者切り捨てに使われる」「非正規雇用の次は首切りか」 識者からも「人生100年時代に逆行した考え方」「企業は中高年の能力開発に努力すべき」「格差社会を助長するものだ」と若干?だいぶ?炎上気味です。   自分に置き換えてみるとこう思います。 私の45歳当時は責任のある部署を任されていたので、その考えにも及ばず至らず。 でもそんな機会がなかっただけで今この話を聞くと羨ましささえ覚えます。 ちょっと今回は過激に攻めてみてもいいですか!?   日本はもはや先進国ではない!そう思えてなりません。 身近な話で言えば英語が話せない先進国?ちょっと恥ずかしくなりませんか? ようやく小学生にも英語の授業が入っているようですが、使うための英語でなく試験対策の英語であったら全く活きた教育になりませんよね!? そんな私もサラリーマン時代はむしろ『やらされる英語』でしたので学んでいても楽しくない、今は英語を使う機会はなくともいつか大好きなハワイに行ってコミュニケーションをするために英語を毎日楽しく勉強してますよ(笑)   さて株や不動産を代表する投資や運用についてはどうでしょうか? これこそ金融後進国と言っても過言ではないように思えますね。 株は悪?現金のみ正義?だから学校で投資や運用を学ぶ機会すらなかった。 だから環境が整えられても勉強したことないから401kの運用先に現預金を選んでいる? 投資=経営でもあるので将来の起業家を育てるためにも不可欠だと思うんです。 下がったから売る、上がったから買う、全く理屈と逆なんですけど(苦笑)   英語学習も投資学習も今や少しずつ小学校などにも導入されているようで嬉しい限り。 英語を勉強する、投資を勉強する、進めば進むほどその子たちが日本の遅れを感じる、日本を離れていくのではないかと思えてなりません。 だって税金は高い、年金は危うい、国民皆保険だって将来どうなるのやら。 日本を飛び出して世界で活躍する、日本の将来を考えれば全然ありなんだと思います。 逆にすべての制度を維持しようと考えるのならば鎖国はやめてもっと外国人に頼ってもいいのではないかと思います。 いやぁ、こんな過激な発言思ってたけど言うのも書くのも初めてかも。   自分の意味は自分で守る。 まさに今回の新浪発言は今後の日本に大切な思考だと思うのです。 日本のいいところだったみんなで一緒にとか、困った人を助けるとか、それは素晴らしい考え方なので絶対忘れてはならない日本人の心だと思います。 でも全てにおいてそれが良いとは限りません、だって時代はどんどん進んでいる、自分たちはそうでも勝手に環境は変わっていくのですから。   VUCAの時代って言われますよね!?私の翻訳はこうです。 V=Volatility変動性 環境が変わるなら自分もそれに応じて変化をしていく U=Uncertainly不確実性 不確実だからこそ大きな果実を得る可能性が高くなる C=Complexity 複雑性 単純でないから唯一無二の存在になる A=Ambiguity 曖昧性 曖昧だからこそ本質を見抜く力が問われる   今回の『45歳定年説』はこのVUCAの時代を象徴した発言だったと思います。   終身雇用と聞いておかしいと思う人が増えてきて欲しい、だってそんな流暢な会社経営は高度成長期の話、今は経営を守る=皆さんを守るために会社も必死なんですから。 退職金だって早くもらって将来に備えた方が、運用の理屈を考えたら勝てる公算が高くなるって思いません?45歳で退職金上乗せしてもらえるなら有難くいただきましょう(笑)   私こそシニア55歳を迎える男です。 だから今のミドルシニアに奮起して欲しい、気づいて欲しい、考えて欲しいのです。 人生100年時代と言うのならこれからまだ半分、それ以上あるんですよ!? もう一回新たなステージに挑戦できる権利があるなんて素晴らしいこと。 だから私はそんなミドルシニアの応援がしたいと人材事業に進出したワケです。 『人生の七味』なんて言っている暇はない、さぁ勇気と元気を送らないと。 つづく

YELL~あなたへの応援歌~ 2021Track.9『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~自己理解のコツは過去訴求にあり~』

2021/09/11 お知らせ

YELL~あなたへの応援歌~ 2021Track.9『25歳の君へ、54歳のあなたへ ~自己理解のコツは過去訴求にあり~』

  毎月1日にアップしてきたこのコラム、今月は事情があり今日9月11日になりました。 この9月がお陰様でアーヌエヌエも5期目を迎えましたが、その記念すべき日にホームページをリニューアルさせていただきました。 よってサイトが安定するまで少し時間を空けて今日になりました。 引き続き、アーヌエヌエとホームページ、そしてこのコラムもよろしくお願いします。   併せてご報告です。 晴れて8月1日に有料職業紹介の許可がおりました。 久しぶりにお役所の管轄下での仕事をすることになりましたので襟を正しつつ、でも少し突っ込んでキャリアプランニング等について書いていきたいと思います。 PRTIMESにも初挑戦しましたので機会あればぜひお読みください。   さて前回は私の高校時代の部活動、テニス部でのわがまま放題からの失敗から学びについて触れました。 今回は高校時代のもう一つの柱、アルバイトのことについて語って行きたいと思います。   高校2年生の時に自宅近所のデニーズで本格的にアルバイトを始めました。 部活もさぼる後ろめたさも感じながらもアルバイトに熱中しました。 同世代のアルバイト仲間やパートのおばさんたち、だいぶ年上の先輩や社会人の店長や社員の皆さん、多くの世代の皆さんに触れることで初めての社会人生活体験となりました。       学生時代のアルバイトって働いてお金を得ることの苦しさよりどちらかと言うより楽しさの方が勝っていて楽しいアルバイト生活だったことを覚えています。 みなさんは学生時代のアルバイトにどんな思い出がありますか。   アルバイトって恐らくその後のキャリアに大いに影響を与えると考えています。 高校時代に限らず就職の面接で語るテーマがアルバイトの就活生もたくさんいますしね。 アルバイトで得る経験、楽しさや苦しさは話題に事欠かないコンテンツなのでしょう。 この私も高校時代のデニーズでは『伝説のバスヘルプ』と言われていました(笑)   私が勤めた近所のデニーズは海が近いこともあって夏場はかなり混みました。 売上1日で1本、こんな言葉を覚えたのもこのアルバイト、1本=100万円。 売上1本達成の日はアルバイトでもご祝儀もらったり。 また、1本売り上げる日はホールからキッチンから裏の洗い場から戦場の如く。 バスヘルプ?この仕事は洗い場で洗い上がった食器やキッチン道具をどんどん元の場所に収めていく仕事、それだけでなく忙しい日はホールの女子を手伝いバッシング、テーブルのお皿を下げることや、キッチンのサポートで米を研いだり、冷凍庫から食材を持ち込んだり…それは目まぐるしい仕事の幅広さでした。   アルバイト初日の夜、今でも忘れないのは目を瞑ると皿がどんどん飛んでくる、それで全く寝られない、夢なのか起きているのか分からない、そんな記憶が今でも蘇ります。 そんな私が伝説のバスヘルプと呼ばれるまでに成長したのは??   まずは先輩方お教えが影響していました。 「手ぶらで動かない!」この言葉が今でも私の仕事の根幹にあるかもしれません。 私は要領が良いと言われますが、その要領はこの頃に得たスキルかもしれません。 いつも考えながら動く、一歩先イヤ2,3歩を見て考えて動く、<段取り力>は間違いなくデニーズで得た財産だと思っています。   いつの日かこの店になくてはならない存在になった私、3年生でアルバイトを上がることになった際には当時の店長から「そのまま社員で働いてくれないか、それが無理でも大学になってもアルバイト続けて売れないか」と誘われました。 高校生ながらに光栄だった記憶、今でも忘れません。   酒を教えてくれた先輩、手でゲロ吐いてごめんなさい(苦笑)今では無茶苦茶強いです。 高校の先輩がいて淡い恋心を覚え、女には今でも下戸かもしれません(涙) やがて逆に後輩女子に恋心を抱かれて困惑したり、当時の伝説のバスヘルプの相棒(コイツといると2人で3人前から4人前と言われた)とアルバイト帰りに海に行き、アルバイト先の女の子に恋する悩みを聞いてみたり…。 みんなみんないい思い出です。   そんなデニーズに今ではお客さんとしてたまに行きますが、やっぱり当時を思い出します。 「1分行ってきます」=トイレかぁ、「電話入ります!」=食事かぁ、和風ハンバーグ食べるのかなぁ(笑)なんて40年近く経つのに当時の社内用語を覚えている… 職業病?でどちらかと言えば働いている人の動きを見てしまう、「もう少し要領よく動けるのに」だから「手ぶらで動くな」なんて言いそうになります(笑) コロナで随分と苦境にさらされている飲食業界、私を育ててくれた飲食業界を働き手にはなれませんが金庫番として今後も支えていきます。~頑張れデニーズ~     つづく